小さくも広大なる世界 舞踏会のはじまり
Personal work, Water color , pendrawing
2025
2025年4月にOPA galleryさんで開催した個展『小さくも広大なる世界』のDMのために制作したイラストレーションです。
以前から、生い茂る植物たちを描きたい、とずっと思っていました。
ただ楽しくて夢中で絵を描いていた頃から、ずっと好きなだったものを、改めて、自由に形にしよう。
そんな思いから、今回の個展では「植物」と「民族衣装」をテーマに作品を描いています。
DMのために描いたこちらの作品は、オリエンタルポピーの花畑を舞台に選びました。
赤髪の人物は、小さな世界を旅する主人公。手を取り踊る女性は、ギリシャをイメージして描いています。
自由に、楽しく、のびのびと、そんな思いを込めて描いた一枚です。
『小さくも広大なる世界』のタイトルを思いついた時、
ちょっと固いけれど、昔の翻訳の児童書のタイトルみたいでいいなあ、と思いました。
なのでDMも、そんなイメージで作れたら良いなと。となるとやっぱり、ここは箔押ししかありません(よね?)。
展示のテーマもそうですが、DMも、「私はこういうものが好きなんです」というのが、
伝わるようなものになったらいいなあと思い、出来上がったのがこちらです。
デザインも今回は自前なのですが、とってもかわいい料金別納郵便のマークは、OPA galleryの藤波さんのアドバイスので誕生しました。
印刷は前回の個展に引き続き、広島のインサツビトさんにお願いしています。今回も素晴らしい色に仕上げてくださいました。